銀塩かデジタルか・2

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最近考えていたらふと気がついたことがあります
どうしてもデジタルカメラの画像が平面的で立体感が無い
その原因はいくつもあるだろうが、その中で画素の並びではなかろうか?
デジカメはご存じのとおりPC画像と同じ格子状に並んでいるのが当然だ
一部のハンディーカムでは斜めにしてクリアビッドと言うのもあるがまれである
しかしフイルムはどうだろうか?もちろん画素と言うものはないが粒子がある。
粒子は規則正しく並んでいるわけではなくもちろんランダムである。
このランダム配列が原因で自然に見えるのではないだろうか?
人によってだがデジタルの場合1ドットとなりが白から黒にと一気に変わることで
見た感じの画像はコントラスト比が高く、ピントがビシッと決まっているように感じる
もちろん見た感じの画像はパキパキのバリバリと言った感じの画像になる。
まあそれが人間の好みだから仕方がないとは思うがあまりにも現実離れしている気がする。
逆にそれがアダになって苦手に見えるのが花火写真かもしれない。
星が斜めに移動した軌跡を撮影するとガタガタの線になってしまう。しかしフイルムの場合
斜めの線はあくまでも斜めに見える。
ここでオーディオネタにもなるが、現在のデジカメはオーディオで言うとADとCDという
関係に近いのではないかと思う。現在のオーディオはSACDやDVD-Aという聞こえる範囲を
大きく超えた帯域と分解能を有するシステムになった。
私が考えるにデジタルがアナログの分解能を超えるためには必要とされる分解能の5倍から10倍は
必要なのではないかと思う。そうなると中判を超えるには5億画素から10億画素、分解能は24ビット以上
必要ではないかと言う事になります。もし保存できたとしても表現する素子あるいは手段がないですね
まあ、あくまでも私の勝手な推測です。
しかしこれだけは絶対に越えられないのが「まぶしい」と感じる領域です。
PCモニター、印画紙では白まででまぶしいと感じませんが、ライトボックスですとまぶしいと感じます
花火で白とびまで行った時、実物のようにまぶしいと感じますが、デジタルではこのまぶしいは表現できないので
デジはフイルムを一生越えられないポイントであると私は思います。

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このページは、miyaが2008年4月14日 22:12に書いたブログ記事です。

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