オーディオ: 2010年3月アーカイブ
PCM-D50の音は前にもコメントしたが、花火などでは特に使い物にならないと感じるくらいの音だった。太鼓演奏でも同様で何とかするにはマイクを別途導入するにもコストと設備の巨大化をしていては意味がないので、デジタル補正を試みた。
ソフトはフリーのSoundEngine Freeというソフトを使用してみた。イコライジングの設定はマイクの特性を逆にしたもの、ついでに10kHz付近の盛り上がりもついでに抑えておく。
聞いた感じは、かなり使えるレベルになった。しかし8dBも持ち上げてしまうので24bit録音しても変換後は22bit分しか意味がない事になる。ついでにノーマライズで12dB以下になると思うが持ち上げるとすると、もう2bit無意味になり20bitの分解能しか最終的には意味がないレベルかと思う。
まあ16bitが4bit無くなって12bitになるよりはマシなので、とりあえずはこの設定で補正する事にしたいと思う。しかしSPにもよるかもしれないが、低域を上げ過ぎている感じもするので、もうちょっと最終微調整は必要だろう。
さかえ雪ん子まつりで録音した結果を、我が家の2chシステムで再生できるようになったのでテストで聞いてみる。
第一印象・・・「使い物にならん」
はっきり言ってよくもまあスペックはすごいけど実際の音は話しにならないレベルであると感じた。まあ良く考えてみれば数万円の録音システムが、優秀録音のSACDなどに近いはずがないのは当たり前かもしれない。
価格コムの掲示板を見る限りではADCなどが原因ではなく内蔵マイクがイマイチだと言う事が分かった。ならばマイクを買えば・・・と言ってもファンタム電源は出てこないので純正なら5万近くもするXLR-1を入手する必要がある。せっかく本体を安く手に入れたのに、ここからマイクと電源を買っていては持ち出す機材もまた増えてしまうし、何と言ってもお金がかかりすぎる。これならHVR-Z7Jの外部マイクに凝った方が幸せになれるような気がする。
まあ、PCM-D50に良い外部マイクを接続すれば現時点では良い音で撮れるのは分かるが・・・
噂によると下のクラスのPCM-M10の方が高域は足りないらしいが全般的にはまだマシな特性のマイクを使用しているとの事。花火の録音は近距離ではないので、こういうPCM-D50のような機器には合わないのかもしれない。
さて、どうしたものか?人一倍、音にはうるさい自分なので、どうしても納得がいかないのである。自宅のシステムが基準にしてしまうとこうなってしまうのか・・・
前々から欲しいなぁ~と思っていたICレコーダ。本来狙っていたのは一番安いクラスのPCM-M10だったが、調べていたら光デジタルアウトが無い。我が家のAVアンプも2chのデジタルアンプも光入力は96kHz/24bitまで対応しているので、光デジタルでのアウトは欲しかった。一旦ブルーレイなどに移せば再生可能な事は可能なのだが・・・
と言う事でワンランク上のPCM-D50が最低線と言う事になるが、値段がやや高い。まあさすがに最高級のPCM-D1までは高くないが音だけで5万と言うのはやはり高い。
何とか安く手に入らないかと中古を探していたが見当たらないし、ヤフオクでも44kくらいまで上がるのでイマイチ踏ん切りがつかない。新品値段を探していて、某ショップの新品価格を調べに行った時である・・・何とその店の中古リストに3万円台があるではありませんか!
速効電話してキープしてもらう。それでも土日と出かけると思うので引き取りはいつ行こうか・・・無理して金曜に受け取りに行ってきた。
土曜にテスト録音しようものならウインドスクリーンは必須になるので、帰りにヨドバシへ寄って買おうかと考えていたら、店に着くなり手続きをしていると付属品の中に純正のウインドスクリーンAD-PCM1が付属しているではありませんか!これだけ買っても5000円近くするボッタクリ商品なので、付属していたのは予想外の嬉しい展開。これならヨドバシに寄る必要も無くなり、さらに5000円得した感じ。
差し引きで言えば3万円くらいでゲットしたのと同じ事になる。これでヤフオクと違い、お店の保証が半年間付くのだからお得だろう。と言うか、このままヤフオクに出品すればもうかってしまうだろうから間違いなくお得。
オーディオ時代から時々だが、お店の方が安いものがあるから要注意だ。それを生計に割り当てる方も居るくらいだから・・・
早ければ本日テスト録音してみたいところ。
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