カメラ: 2007年12月アーカイブ

こういう話題は尽きませんが、自分が思っていることを書いてみます
今までの書き込みを見ていてわかるかと思いますが、私は銀塩派です
銀塩が良いと言う前に、デジタルカメラの場合は写真をどうやって鑑賞するか?が課題かと思います
普通の人は液晶モニターの画面で見るか、プリンターでうち出す程度でしょう。
ちょっとこってもお店でプリントではないでしょうか?
会社の方でモニターをブラウン管で鑑賞している方がいますが、私もデジカメの場合ですと1番奇麗なのは
ブラウン管モニターでの鑑賞だと思っています。
それにポジフイルム原版を付け加えると、こんな順序ではないかと思います

ポジ原版>ブラウン管モニター>手焼きプリント>お店でのデジタルプリント>プリンタ>液晶モニター

だと私は思っています。
これを見てわかるとおり、銀塩ではすべてをカバーできますがデジカメではどうしてもポジ原版ができないのです
でも、最近プロでもデジカメを使うじゃないかと思われるかもしれません。
そうです、プロは成果物をポスターや雑誌、あるいはHPだったりと結局ポジ原版は手元に残すだけなのでデジカメで十分なのです。
趣味で自分だけの写真という意味でないとポジ原版は意味をなしません。
でも中版を始めてわかったのですがポジとはいえど、35mmと120では全然違うのです。
中版でないと本当のポジだという感触が得られないですね。
なので、35mmまでで銀塩をやめた人は確かにデジカメでも十分だと思いますが、中版を知った人は普通ですとデジタル1本へは移行しないことでしょう。
今日、価格コムの掲示板を見て6x7がデジカメと差がないという書き込みを見ました。
しかしそれは4つ切りでの評価でしたので、もちろん銀塩の表現できている内容は削られたものですからデジタルとは解像度しか違いはわからないでしょうけど、それも4つ切りデジタルプリントでは同じレベルになってしまいますから差など出るはずがありません。
自分で撮影した120のポジ原版を見て、それをお店でデジタルプリントしたものを見ると表現力が落ちているのが一目瞭然です。見た瞬間に「え~なんでこうなっちゃうの~」と感じました。決してそのお店は腕がないわけではなく、それなりのお店ですから店の腕ではなく、プリントの限界であることがわかります。

そういうことで、これを見ている方がいましたら自分は何で写真を鑑賞するのかに重点をおき、銀塩にするかデジタルにするかを決めればよいと思います。
自宅のTVでもそうですが、ブラウン管よりも液晶やプラズマのほうが綺麗だと思っている方はデジカメで十分です。
ポジ原版を見ても何とも思わないことでしょう

私のPCモニターは液晶になってしまったので、デジカメ鑑賞は絶望的です
TVとPJはブラウン管なのですが・・・

昨日雨が降って今日は晴れの予報、運良く今日は有給休暇を取得予定の日だったので、朝から狙っていた富士山を撮影しに行った。オークションでフイルムパックを入手した時になぜか出品者がフイルムを入れたままでベルビア50の120と100の220が開封されて装着状態だったのと、前回長野に行った時に開封してしまった100Fの120があったので、フイルムによる違いをどうせならと思いテストしてみました。
テストしたフイルムはベルビア50とベルビア100F、どちらも120なのでシャッタースピードを1段階変化させて同じ場所で撮影することにした。
まずは、朝の富士山だが中判に望遠は厳しいが、とりあえず200mmのAPO-F2.8のみで撮影してみるが、イマイチなのでテレコンx2を装着して撮影してみました。 左がベルビア50、右がベルビア100F
ベルビア50富士山 ベルビア100F富士山
Mamiya645Pro A200mmF2.8 Nikon COOLSCAN 9000ED

次に夕陽と富士山を撮影してみました。レンズは55mmF2.8Nです。
ベルビア50夕焼け ベルビア100F夕焼け
Mamiya645Pro A200mmF2.8 Nikon COOLSCAN 9000ED

個人的に思うのはやはり元祖ベルビアもそうでしたが、ベルビア50もISO感度は50無いのではないかと思います。たぶんですが、1/3EVくらい100Fに比べてアンダーな気がします、なのでISO40くらいでしょうか?色鮮やかに感じるのはそのせいじゃないのかな?
保存性と粒子から言ってベルビア100Fがやはりメインかな?

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