SONY Cyber-shot: 2008年3月アーカイブ

仕事が休めそうで天気もよさそうでしたので、どこかへまた撮影にいきたくなりいろいろ探していたら
雲海と富士山がとても個人的に撮影したくなる内容でした。
いろいろ調べていくと、清水吉原という地名が上がり、さらに調べてみましたが、詳細な場所はまったく
どこにも書かれておらず、ほとんどの方が夜中に向かっても場所が分からず昼間にロケハンしておかなければ
と言う話で、そう考えるとぶっつけ本番では厳しいかと思いながら一応少しであるが金曜の午後に少々の雨が
降ったのと、朝方は晴れで気温も現地の朝は2℃と低めでしたから雲海の出やすい環境ではないかと予想する

実は最初、近場と言う事で山中湖程度を考えており、その中で山伏峠からの富士山で非常にきれいな
雲海と富士山の写真を見た。しかし、そこではなかなか雲海にはめぐりあわせしないとのことでどうしようか
と思いながら、調べて行くと山伏峠の写真とは似ても似つかない、さらに詳しく調べて行くと山伏峠ではなく
山伏岳であることがわかった。山伏岳は簡単な山ではなくアイゼン程度は必要でおそらくこの時期はまだ
雪が残っているようで、行き方も静岡インターから上がっていくルートでなければ行けそうもなく、上から回る
ルートですと冬季閉鎖されて行けそうにありませんでした。
知らないそれほどの山をいきなり登るほど勇気などなくあきらめることにします。山伏岳はまたこんど夏場の
昼間にでも登りたいと思います。

と言う事で、結局清水吉原を狙うわけですができるだけ詳細な表現をしている書き込みなどを参照し
あとは地図の等高線を見ながら、おそらくここだろう!と目星をつけてあとはカーナビを頼りに向かう事にします
仕事が終わって準備して結局出発は1:00頃でした。
東名下り車線を走っていると横浜インターあたりでしょうか。車がひっくり返っている事故があり上り車線が
渋滞していました。それも全車線を封鎖しているらしく完全に缶詰状態で見ていて哀れでした。
厚木インター付近まで渋滞しており、厚木インターでは「この先通行止め」のような看板があるのか
厚木インターの出口でも渋滞していました。まあ帰りまでには解消しているだろうと信じて車を進ませます
清水インターを降りで現地へ向かいますが、道が狭いのなんのってポイントのかなり近くまで来たら
本当にせまかったです。所により右左折ですら切り返すほどで、完全にここは地元の方々しか走らないような
道であると思います。こんなところに自分もそうですが写真家が撮影に来るのは失礼のような気もしました。
入っていると、どんどん上に上って行き非常にいい感じです。時刻はおそらく3:00頃でした。
HPで公開されていた写真をもとに「まだ上だな、まだ上だな」とどんどん上がっていきます。
途中で県外ナンバーの乗用車を発見し「ここで間違いない!」と確信しました。
そして、ある程度上がったところでコンデジR1の最長バルブで撮影してみます。
清水吉原からの富士山1 SONY DSC-R1

なんだか、HPの写真はもっと上みたいだな~と思い、また車を上に向けて走らせます。
すると、また県外ナンバーの乗用車が止まっておりいい感じのポイントで三脚を建てており先を越された感じです。
さらに上まで行きどんどん進むと、今度は林の中に入ってしまい、富士山が完全に見えません。
なんとかターンできる場所をみつけて引き返しますが、両サイドが溝になっていたりと一つ間違えれば
動けなくなるか、落ちてしまうという感じの非常に危ないところでした。
戻っていくと、先ほどの三脚を建てていた車がなくなっていたので、即場所を頂きました。
そこで、そこからまたもやバルブで撮影してみます。
清水吉原からの富士山2 SONY DSC-R1

デジカメのLCDではわかりませんでしたが、良く見るとうっすらと富士山が見えますね。
星が真上は見えているのに、富士山方向は見えないので「あ~曇って富士山はだめなのかなぁ~」
雲海もそれほど出そうにないし・・・と思いながら時間のたつのを待ちます。
そうこうしているうちうに、またもや県外ナンバーのワンボックスカーが2台ほど上に向かって走って行きました
「お~だんだんくるな~、でもここから上はポイントなさそうだったから戻ってくるだろう」と思っていたのですが
結局最後まで戻ってきませんでした。撮影ポイントまだあるんでしょうかね?やっぱ昼間にロケハンしないと・・・
そして、今度は軽自動車のワンボックスが来て、少し上の見える距離に車を止めました。
その車は結局一人でしたが、三脚を2本建てて撮影の準備をしていました。
こちらも少しづつ準備していたところ肉眼でも富士山の裾野が見えてきて「おお~!」という気持ちになりました
でも雲海は全然発生せず・・・
日の出前に完全に見えるるようになりました。
清水吉原からの富士山3 SONY DSC-R1

目の前の樹木がちょっと邪魔と感じたので日の出前に少し下へ移動しましたが、ここは完全に道路部分なので
車が来るとどかなければいけませんが、まあカメラマンしかいないだろうから、撤収も同じだろうと考えて撮影を
することにします。
そして日の出と共にだんだんと少しですが水蒸気がでてきたようで、雲海とまではほど遠いですが
朝霧程度で少し白くなってきました。
清水吉原からの富士山4 SONY DSC-R1 このへんが一番濃い頃です。
すると、日の出が完全に出切ってからはどんどん薄くなり終了と言う感じでしたので、
撤収して6:30には現地を後にしました。
狙った写真が撮れませんでしたので、せっかくこちらまで来たので
田貫湖の鏡富士を撮影しようと田貫湖へ向かってみます。
走っている間はほとんど無風に近かったのですが、少しでも風があると駄目だろうな~と思いながら現地に着きます
現着は8:00前くらいだったかと思います。
残念ながらほんの少しだけ風がある湖面は波を打っておりまったく反射しないというわけではありませんが
ギザギザになってしまっています。
田貫湖 SONY DSC-R1 フイルムの方はタイミングを見ながら少しでも反射が綺麗な時を撮影していますが、それでも
いろいろな方がHPで公開しているような綺麗な反射は見ることができませんでした。
こちらも諦めて現地を後にします。
マミヤ7Ⅱのみ少しフイルムが残ったので、三国峠の山中湖まで行こうかと思いましたが、遠いので白糸の滝
に行って残りのフイルムを消費してきました。
富士山+白糸の滝が撮影できるポイントは、このように立入禁止でいい場所がありませんでした。
白糸の滝と富士山 SONY DSC-R1

昼前に帰宅し、そのまま現像に出してみましたがもともと撮影時点で狙った結果は出ないのを分かっていましたが
やはりうっぷんはたまるだけですね。うまく撮れたら倍紙とかに引き延ばそうと思いましたが、これでは意味がないので
また今度にしたいと思います。

この手の撮影は腕とかじゃなくて、まず行く時のコンディションや運とかですね
雲海は雨が続いたあとの朝が晴れて気温は低めでしょいうかね?なかなか土日にははまらないでしょうから
難しいところです。田貫湖は完全無風ですね、でもここは東向きなので午前中ですと逆光ですが、どうなんでしょうね
朝のうちの方が湖面は静かとはよく聞きますが・・・
リベンジするかは、さすがに遠いので無理かもしれませんね

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