カメラ周辺機器: 2015年6月アーカイブ
ホタルで3D撮影する時、連写モードでは2台のタイミングがずれてしまうので、SSはバルブにしてタイマーレリーズでシャッタータイミングを合わせる必要がある。
しかしタイマーレリーズだと、どうしてもレリーズオフの時間が1秒以下に設定できないので、ホタルの移動している軌跡で点が最低1個、もしくは2個切れてしまい美しくない。
と言うことで、レリーズオフの時間を最低限にしたタイマーレリーズが欲しくなり、世の中にないものは自作するしかないので、PICマイコンを使用して製作してみた。
使用マイコンはPIC10F322、クロックは32kHzで十分なので低電力にして、DIPスイッチ読み込みも最初だけソフトプルアップして、読み終わったらプルアップをオフして電流削減。本当はスリープモードまで使えば更に減るけど、マイクロアンペアオーダーなのでそこまでやる必要はないだろう。
信号ラインのON/OFFはデジトラだとベース電流を食うので最近はやりのMOS-FETでON/OFFして更に電流削減。
レリーズオフの時間は最短でα900だと130msで、120msしかオフしていないと次のONを認識しなかった。この点はNikonの方が良く出来ている。
安全を見て140msのオフ時間にして完成。しかし音を聞くと連写モードの方がOFFしている時間は短いんですよね~
まあ仕方ないですが、少なくとも今のタイマーレリーズの1秒インターバルよりも明らかに短くなっているので、これで少しはホタルの軌跡が消えないで済むだろう。
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