カメラ: 2010年10月アーカイブ
中判というキーワードで検索すると、良く「645は中判とは言えない」なんて発言を良く見る。
自分は35mmも645も67もやるが、645はれっきとした中判であり35mmとは間違いなく格が違うと思う。どうしてそういう発言がされるか考えてみると645はAFカメラもありメーカーの利益の為のジャンルである事や、枚数的な効率が良い事が原因ではないかと考える。
645は35mmを大きくしただけ、66以上でないと中判の醍醐味は分からない、などと言うが果たして本当にそうだろうか?
面積比で計算してみると、645は35mmの2.69倍、66は3.63倍である。言いかえると66は645の1.35倍しかないのだ。この数字からしても645は35mmを大きくしただけと言えるとは思わない。画角と焦点距離の関係で言っても長辺で見れば同じ焦点距離になってしまうのだからボケ具合等も同じと言う事になる。
またプリントする場合を考えれば4つ切り等の5:4フォーマットでの大きさの違いになれば66は645の1.16倍にしかならない、言いかえれば効率の悪いフォーマットであるとも言える。
35mm,645,67とやっているが、私の感覚的には 35mm<<<<<645<67 という感じである。
昔から66や67をやってきている人に言わせれば、645は邪道だと思われ中判ではないなどと言う人も多いが、事実システムとして充実しているし、機動性もある、枚数が稼げて効率が良いので恨まれる中判であると私は思う。
もちろん67の方が良い事は間違いない事実であるだろう。ただ645も中判である事には変わりない。
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