| ▼ ジンさん
私が昔 使っていたときの 実験結果です。参考になればと思います。
カートリッジ/トランス の組み合わせ 音色傾向
U,BROSS 5H DENON DL-305 ツヤ有り やや硬め ピアノ良し
U,BROSS 5H technics 305MC2 硬め
SUT-83(タムラ)(L) ortfon MC20 / ソフト
SUT-83(タムラ) (H) DENON DL-305/ 硬め 弦よし
SUT-83(タムラ) (H) technics 305MC2 硬め 硬め過ぎ
technics SH-305MC(3ohm) ortfon MC20 / ソフト ブカブカ
technics SH-305MC(40) DENON DL-305 ツヤ有り やや硬め ピアノ良し 硬め 弦よし やわらかめ
technics SH-305MC(30) technics 305MC2 ちょうど良い硬さ JAZZ向き
STM73(オルトフォン)ortfon MC20 /硬め ゴリ
TANGO999 ortfon MC20/すっきりTYPE
TANGO999 DENON DL-305 / スッキリ 元気
TANGO999 technics 305MC2 /すっきりTYPE
細かい微妙なニュアンスや好みは割愛しています。
あくまでも傾向です。
これ以外にここ25年の間に コッターやパートリッジ、自作のトランス、DENONの数種類のトランス
も実験いたしましたが それぞれ傾向を持っています。
さすがに WEはやったことが(買えない)ありません。
おおざっぱに言うとトランスにも音色を持っているということです。
組み合わせでカートリッジの音色も変わります。
技術的解釈をすればトランスはLですので外部の伝送との関係から
バンドパスフィルタ等価です。
好みのバンドパスフィルタを見つけているということになるわけです。
以上の結果から 好みを見つけるなら えらい大変な組み合わせ実験をすることになります。
よって これがBESTと言い切れるまで(死んでからも)永遠に続くことでしょう。
もし この呪縛から逃れる、しょがないと踏む 方法があるとすれば
メーカー推奨の組み合わせで見つけるほうが近道ではないでしょうか
私もだいぶ 授業料を払ってきましたが 以下の理由で 今は自作MC−DC HEAD AMPで
聴いています。
1、このパラメータ実験に疲弊した
2、トランスの自作に疲れたこと
3、初段での電気特性を優先したこと(技術者ゆえ)
4、好みの音色のHEAD AMPができたこと
5、カートリッジの違いを聴きたいけどトランスの組み合わせ
ではその違いがわかりにくい(上記実験のように違うものになってしまう)こと
(トランスを変えるというのもありですが。。)
です。
まあ 世の中のすべてのトランスをチャレンジしたわけでは
ありませんが一部参考になればと思い 投稿いたしました。
と、いうわけで今はHEAD AMP派です。
今手元に残っている(残している)トランスは ウエスギ(H)と
タンゴ999だけです。これらはエマジェンシーです。
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