サーバーの設定や環境チェックなどは何かと大変です。
そこで、Webminというとても便利なソフトが有るのでこれを利用しましょう。
Webminとはサーバーの各種設定やチェックなどをHPで操作できるようにまとめた物です。
これと、先程のSSHがあればほとんどの作業がクライアントマシンから簡単に作業できるようになります。
FreeBSDのソフトインストールには3種類有ります・
・パッケージからインストール(もっとも簡単でコンパイル済、アンインストールも出来る)
・Portsからインストール(自分のマシンでコンパイルしてインストールする。アンインストールも出来る)
・ソースからコンパイルしてインストール(一番面倒、アンインストールは無い場合が多い)
今回はwebminからのバージョンアップが出来る用にソースからインストールして見ましょう
まずperlが入っていないといけないのですが、インストールする前に最新にしておくと良いでしょう。
そしてソースをFreeBSDマシンからダウンロードするのですが簡単にダウンロードできる
wgetをまずはportsからインストールして見ます
通常これだけでOKです
# cd /usr/ports/ftp/wget
# make install clean
パスが効いていても、後から増えた実行ファイルなど動かないことが多いので
としてあげればwgetは使用できるようになります
# rehash
ではダウンロードしてインストールします
まず最新版のURLを知る為にwebminのダウンロードページへ行きます
と、インストール出来ます
$ cd /usr/local/src $ wget https://prdownloads.sourceforge.net/webadmin/webmin-1.941.tar.gz $ tar xvzf webmin-1.941.tar.gz $ cd webmin-1.941 $ su Password:rootのパスワード入力 # ./setup.sh *********************************************************************** * Welcome to the Webmin setup script, version 1.941 * *********************************************************************** Webmin is a web-based interface that allows Unix-like operating systems and common Unix services to be easily administered. Installing Webmin in /usr/local/src/webmin-1.941 ... *********************************************************************** Webmin uses separate directories for configuration files and log files. Unless you want to run multiple versions of Webmin at the same time you can just accept the defaults. Config file directory [/etc/webmin]:(ここは改行のみ) Found existing Webmin configuration in /etc/webmin Inserting path to perl into scripts.. ..done Creating start and stop scripts.. ..done Updating config files.. ..done Creating uninstall script /etc/webmin/uninstall.sh .. ..done Changing ownership and permissions .. ..done Running postinstall scripts .. : Permission denied ..done Attempting to start Webmin mini web server.. Starting Webmin server in /usr/local/src/webmin-1.941 ..done *********************************************************************** Webmin has been installed and started successfully. Use your web browser to go to http://hogehoge.dyndns.org:10000/ and login with the name and password you entered previously. #
この文章古いバージョンなのでちょっと違うと思います。
確かrootとwebmin用のパスワードを聞かれたと思いますので入力して進んで下さい
すると、既にデーモンが走っていますのであとはクライアントマシンからアクセスするだけです。
ブラウザのアドレスに
http://192.168.1.1:10000/
で開けば成功です。
p5-Net-SSLeayがインストールされていてSSLにしている場合は「http」を「https」にすればアクセスできます。
あとは画面上で
このようになるのでユーザーパスを入れてログインします。
最初は英語ですので日本語表示にしましょう。
WebminのWebmin Configuration
を選び
を選びます。
Japanese(JA_JP.UTF-8)
を選んで
を押せば完了です。
あとは
IP アドレスのアクセス制御
ポートとアドレス
まどで、イントラ側だけに制限しておいたほうがいいでしょう。
それ以外のセッティングや操作方法に付いては表示が日本語なのではぶかせて頂きます。
あまりWebminに頼りすぎないで設定してください。
気軽に設定を変えて動かなくなる事もありますので、設定変更には十分注意して下さい。
また自動起動自信はwebminの設定にあるので、ONにしておきましょう。
このままでは、外からアクセスするには非常に危険ですのでSSLを用いて暗号化しましょう
まずOpenSSLをインストールしておかないといけないのですが、これはApacheの項目に有りますのでそちらを参照下さい。
そしてその後でp5-Net-SSLeayをportsからインストールします。
# cd /usr/ports/security/p5-Net-SSLeay # make install clean
あとはwebmin設定の中で
ここから設定すれば完了。
https://hogehoge.org:10000/
で入れます