SambaとはWindowsでよく使用されるファイル共有をfreeBSDでも使用できるようにしたファイル共有サーバーです。
ファイル共有が出来るとファイルサーバーとしてfreeBSDルーターが使用できます。(プリンとサーバーとしても可)
こうすれば後で出て来ますFTPやWWWサーバーのファイルを簡単に追加削除修正が出来ます!
昔は日本語化されておらず、japaneseの下にありましたが、現在は統一されていますので普通にインストールできます。
いつもどおりportsでインストールします。
でインストール終了です。
# cd /usr/ports/net/samba413
# make install clean
SWATがなくなってしまったのでwebminで設定しましょう。
一応手動で設定する場合の内容を記載します。
ファイルは
/usr/local/etc/smb4.conf
[global] log file /var/log/log.%m os level 1台目を大きく、2台目以降は小さく ntlm auth unix charset UTF8 BSD内部で使用する文字コード、UTF-8ではなくUTF8と記載すること。
最近はUTF-8が標準になりつつあるので、コンソールからでもcdやmv,cpなども使える為にUTF-8が良い。create mask 0775 など dns proxy No にしておきましょう hosts allow 192.168.0.0/255.255.255.0 などローカルだけのアクセス可に設定しましょう。 preferred master 1台目はON、2台目以降はOFF local master 1台目はON、2台目以降はOFF domain master 1台目はON、2台目以降はOFF dos charset CP932 Windows相手で日本語なのでこれは決定 unix extensions No にしておきましょう max log size 最大ログサイズ server string マシンの説明です(例:Samba-server %v) netbios name マシン名です(例:server) directory mask ディレクトリーのマスク、0777など interfaces イントラ側だけにする場合はイントラ側のインターフェース名を入力(例:fxp0) socket options TCP_NODELAY bind interfaces only workgroup Windowsと同じワークグループです(例:hogehoge) wins support このマシンをWINSサーバーにする場合はYES、いらない場合はNO,
家庭レベルであればwinsはいらないでしょう
と言うかサブネットあるいはグループが複数有る場合だけですね
でも入れると2台ある場合はmessagesにエラーが沢山出てきますのでwinsにしない方が良いでしょう。min protocol セキュリティー的に1.0は良くないらしいので、SMB2にしましょう。
とりあえずサンプル
/usr/local/etc/smb4.conf
とやって
[global] directory mask = 0775 log file = /var/log/log.%m os level = 65 server string = samba server1 domain master = no dns proxy = No hosts allow = 192.168.0. map to guest = Bad User unix charset = CP932 workgroup = MIYAKOSHI local master = no create mask = 0775 dos charset = CP932 preferred master = no netbios name = server interfaces = em0 max log size = 50
同じく/usr/local/etc/smb4.confに共有を作成します。
まずはそれぞれの意味から。
ここで気をつけなければならないのはSamba上で設定してもfreeBSDのファイルシステム上でパーミッションで
comment 文字どおりコメントです。Windowsマシンから共有名の横に出る説明です path 共有するfreeBSDマシンのディレクトリーを入力(~を入れると「/usr/home/ユーザー名」になります) read only 読み込みだけにするかですね、書き込みたい時はNoに
許可されていなければ弾かれますので注意して下さい。
これを必要なだけ作成し繰り返し作成します。
例としてhomeを作る場合
とやっておけば次回起動時からは自動でたち上がります。
[home] comment = %U's home directory path = /usr/home/%U read only = No
残念ながら私はやったことないのでHELP参照下さい
これはWebminからやりましょう。
「サーバー」「Samba」の中に「UNIXユーザーをSambaユーザーに変換」で一発変換してしまいましょう!
その後の編集もユーザー関係だけはWebminがとても分かりやすく設定しやすいのでお試し下さい。
SWATの動作状況から起動できます
smbd起動---Sambaサーバー本体です
nmbd起動---名前解決のデーモンです
この2つを起動すればWindowsマシンからアクセスできるはずです。
これでアクセスできるはずです。
もしくはwebminからでもsambaを起動で起動できます
自動起動させる場合は
/etc/rc.confへとやっておけば次回起動時からは自動でたち上がります。
samba_server_enable="YES"
これを書き込んだ後であれば
でスタートする事もできます
# /usr/local/etc/rc.d/samba_server start
fstabに記載しても文字コードが上手くいかないのでコマンドラインからマウントする。
UTF-8はFreeBSD側の文字コード。
# mount_smbfs -E UTF-8:CP932 -N //ユーザー名@マシン名/フォルダ /マウントポイント
CP932はWindowsなので、これは固定。
パスワードを聞かれるので、聞かれないようにするためにまず暗号化パスワードを作成
と$$1で始まるパスワードになるので、これを
# smbutil crypt パスワード
$$1*****
/root/.nsmbrc
を作成
中身は
と言うファイルを作る。
[マシン名:ユーザー名]
$$1*****
念のためにパーミッションは400にした。
これでパスワードは聞かれない。
[ ]内はすべて大文字で記載すること。