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CanonのFDレンズ群はすでにEFレンズに移行されてしまい中古市場は激安になっているので、新品では買えない値段で安く良いレンズを買う事が出来る。その中でも一番私の使用頻度が高くなるだろうと思う広角ズームのLレンズ決定版である20-35F3.5Lをオクで入手した。
これは非常に運がよくアラートをかけていたら希望落札価格が相場以下ではありませんか!即入札し出品から数分以内に終了と言うスピード落札だった。同時期に出品されていたもう少し程度の悪いものがそれ以上の価格で終了したのだからとても良い買い物をしたと思っている。
前の持ち主は防湿庫で保管しておりどちらかと言うと広角はあまり使用せず望遠とかマクロレンズの傷み具合からすると本当に新品同様のレンズだった。直接手渡しでゲットしてその後、2007年の土浦花火競技大会で使用するが、24mmまでだったのが20mmまで下側が伸びたが、24と20mmでは本当に画角ががらっと広くなる、広角の1mmは大きいのが実感できた。
おかげで土浦では大会提供の超ワイドスターマインがギリギリであるが画角に収まった感じのする画角で非常に助けられた。しかし個人的にこのレンズの描写力は少し疑問に思う部分がある。確かに単焦点の28mmF2.8に比べればすばらしいが、なんとなく平面的というかアニメチックというか、油絵というか・・・そんな感じがする。おかげで、このレンズを入手したにもかかわらずしばらくの間24-35mmF3.5Lを手放す気にならなかったのは事実である。もしこれを見た方で画角よりも写りを優先するのであれば24-35mmF3.5Lをお勧めする。しかし広角レンズ4本分になるこのレンズは非常に使い勝手としては最高であるので、このレンズのみ残して24-35は処分することにした。
2010/6/1追記
35mmはα-7をゲットしたおかげで、ほぼNewF-1の出番は無くなった。レンズの描写にも疑問もあり、使わないのなら売却しようと言う事で(防湿庫がいっぱいというのもありますが)売却した。 |
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