Mamiya7U



 
小型軽量最強の67中判カメラ・マミヤ7Uです
形は昔のバカチョンカメラのような感じですが、中に秘めた力はそんなもんじゃありません。
このカメラは27年ぶりに購入した新品カメラです。
いやぁ〜実は645の中古関係を探しているうちにハッセルのSWCというカメラが目にとまり、いろいろ調べたところ38mmの広角レンズ専用のビオゴンというレンズを使用したカメラで素晴らしいとのうわさですがお値段がべらぼうに高く、中古でも30万は下らず903とか新しい型になると40万コースです。それでいてレンズは固定、ピント合わせは簡単にはできないし・・・
一番気に入らなかったのがレンズが高いのはわかりますがフイルムホルダーがまた高いのです。
パックで新品だと「時価」だそうで、実売で10万程度、中古でも3〜4万はします。
おいおい〜645ならカメラ本体が買えてしまうぞ!ちょっとここまでくると狂っていますね。
半分以上が「ブランド価格」なのでしょう。信者も多くハッセルに手を出した人はなかなか戻っては来ません、狂った額のパーツを買いどれほどの違いがあるのか・・・?一度はこのマミヤ7と両方レンタルして比べてみようかとも考えました。しかし、そこで冷静に判断していると思われるSWCや503などをお持ちでマミヤ7に43mmや65mmなど両刀使いの方からの意見で、知人も含めハッセルよりもすばらしいと答えていました。それとブラインドテストするとハッセルではなくマミヤ7に軍配が上がるそうです。
そう考えると確かにハッセルも良いでしょうけど、こちらはあくまでも趣味でプロではありません。どこまで引き延ばすわけでもないので使い勝手も考えて、コストも考慮するとSWCは1台でも、このマミヤ7Uシステムなら一式そろえることも可能ですので、事実上こちらにすることにしました。
使用感想は、何といってもこのサイズで67が撮影できて、ピント合わせも簡単にできる、そして測光もできますので、荷物に制限がある場合はこのマミヤ7Uに交換レンズを持って行くことでしょう。例えば海外出張なら間違いなくこのマミヤ7Uだけ持参すると思います。

購入は、あまりにも中古が高いのですが2007年度末にマミヤがセールをしており120が10本付属してレンズもセールで安く、運良く?仕事が激務で残業代が多く入り遊ぶ暇がありませんでしたので一気に行ってしまえ!と新品購入しました。その店で面白いことに中古と新品が同じ値段だったのには笑えます。
まあそれなりに人気のあるカメラでマミヤ製品のラインナップでは新品と中古の値段差が一番少ないカメラであることは間違いありません。言い換えるとあまり手放さないカメラなのではないでしょうか?

2023/9追記
フイルムも現像代もかなり値上げされ、そろそろフイルムもVelvia100Fを打ち尽くしたことから手を引くことにしてオクで処分。
買った値段の2倍以上で売れた。