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CanonのNew F-1で世田谷の花火大会を撮影した時に、ベルボンのCX-444という3k程度で買える三脚で挑んだが、シャレにならずに水平も取れずに撮影しており、このままではだめだ、しっかりした三脚を買おうと思いいろいろあさっていたら、あちこちで評判の良い三脚でハスキーの3段が候補にあがった。大手量販店で現物を見たところ、アメリカ製の古臭いつくりだなと感じて、お店の人に他にいいのないですか?と相談しいろいろと見せてもらったが、やはり世間評判の良いこのハスキーをとりあえず買っておこうと、決めて買って帰った。触った感じは「なんでこれが評判いいんだ?」と思ったが、その理由に雲台の精密さが言われている。そういえばたとえば水平を取るのに良くない雲台ですと本締めする前にずれる分を考慮して少しこっち目と予想してそこから本締めするが、この雲台ですと緩んでいる状態で水平を取り、そこから本締めしても水平は変わらないという制度がある。
そして、この三脚を買って一番良かったなと思ったときは花火撮影でたくさん三脚が並んだ時に、ほとんどの方々がこのハスキーを使っていること。自分と同じ三脚がずらっと並んだ時には「買ってよかった」と思うが逆に悩んで違う三脚を買っていたらきっと「しまった!」と思っているだろう。
このように結局中判を買ったので2本にまで増やしてしまうほどの三脚だ。
これをご覧の皆さんへ、三脚は迷ったら騙されたと思ってこのハスキーを買ってみてください。
絶対に後悔しません!と言うのも他社と違いこのハスキーはすべての部品が個別に入手可能でオーバーホールもしてくれます。なので一生ものであることは間違いありません。それと、個人的に好きな他社と違ってモデルチェンジしないことです。モデルチェンジしないという事は中古市場で値下がりしない。 それと修理できなくなることはまずない。などの理由があげられるでしょう。新型ができると製造中止から何年かで修理対応は不可能となりますが、製造している限りは安心です。人によっては親子3代続いて使用しているという話まで聞きますから、それほど素晴らしい三脚であると私は思います。それとモデルチェンジしないという事は欠点が無いという事でもあるでしょう。
いろいろ書きましたが本当に良い三脚で、個人的には一番信頼のある三脚で中判に望遠レンズまで安定感のある三脚で安心して使える三脚です。
2008/9/21追記
その後、熱海の某所で撮影しようとした時に階段だったのですが、手すりが高く3段を全開でも高さが足りず結局エレベータまで使うはめに…それ以来時には4段が必要だと感じて購入しました。
それ以来、重宝するのが斜面に建てる時など前1本だけ長いと十分高さが確保できます。
と言う事で、現在は3段が2本と4段が1本になりました。1/2インチのレンチを常備して車には三脚はすべて載せておき、斜面で複数三脚を建てる場合などは前の1本だけ4段の脚を組みかえて、最大で3本とも前だけ4段にしたりしています。さすがに4段は持ち歩くと少し重いので平坦な場所は基本的に3段、斜面や階段と分かっている場合は4段と使い分けています。
2010/9/25
α900を導入して2010年からは本格的にデジとフイルムの両撮りを開始した。と言ってもデジは観覧記用なのだが…
フイルム総動員する時にはどうしても三脚が足りなくなる、しばらくは最大でもフイルム2台で抑えてきたので何とかなってきたが、土浦では尺専用1台とスターマイン専用に2台は欲しいところ、そうなるとデジの三脚が無くなってしまうので、ヨドバシポイントが溜まっていた事もあり、2本目の4段を購入した。
買った時期が少し離れたので、横のマークが少々違うのと脚の表面処理が違っていた。
2015/5/6
ついにこのハスキーを手放す時が来た。メイン三脚をN830改にした関係でハスキーの出番はほとんど無くなったので4段の2本を残して3段は売却することにしてまずは1本処分できた。
売るまでの間に2回も値上げしてくれたおかげで、いい値段で売れた関係で差額は何と8年使って8,000円で使ったと言うことになり、とても良い三脚だった。
しかし雲台はいいけどやはり微妙なところで脚には不満が残る三脚、超広角ならいいけど長めのレンズだとやっぱちょっと無理がある脚だったと思う。
2015/8/11追記
結局使わないのでほとんど売却することにした。
ここまでで4段は2本とも、3段も1本売れて、残るは3段が1本のみ。
急いでいないので安売りせず1本目と同じ値段で回転寿司状態で売れるのを待つことにした。
2015/10/16追記
ようやく最後の一本も売却完了し、これでハスキーは雲台のみとなった。
長い間使用してきたが、差額は1万ちょいで4本を8年くらい使えたこととなりとても良い買い物と売却劇だった。全ては値上げのおかげだろう。 |
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