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ハイビジョンのカムも各社出そろい、ぼちぼち良いのに狙いを定めて買い替えようと思って探していたのですが、松下などはうたい文句ばかりで実際は色数とコントラストをきつくして強調し解像度を上げただけの一般民製品、計算上センサーの画素数がスタンダードと同じなのに何故かハイビジョン?記録画素数だけのハイビジョンが多く出回り、またビクターだったかインターレスなので画素ずらしでハイビジョン対応とか、どうしても本物のハイビジョンが少ない中、ハイアマチュア用のA1が画素数をきっちりと確保した本物のハイビジョン対応されたカムでしたが、さすがに使い勝手と価格が高く手が出ません。そこで白羽の矢を立てたのがこのSONYのFX7です。どうしてもうそくさい画質よりもリアルさを追求するとビデオはSONYに行きつくような気がします。放送各社もSONY製ばかりですしね。
それと、何といっても値落ちしないんです!このクラスのカメラは後継機がそう簡単に出ないためか、値段がなかなか下がりません。できるだけ花火直前まで下がるのを待とうと思っていたのですが全然下がらず2007年の夏前に購入しました。長岡の花火が最初だったのですが、HC1とは比べ物にならない画質!暗いシーンだけではなく昼間の映像も素晴らしいものがあります。これを見てしまうと一般民生タイプのカムなんて見る気も起らないレベルですね。まあ、それくらい違わないと、このレベルの製品は意味がなくなってしまうでしょう。見た感じ、1440x1080iですが地上波デジタルを超えているんじゃないか?と思うくらいの写りです。この世界を経験してしまうと次はプロ用じゃないと満足できないでしょうね〜
XD-CAMとやらが気になる今日この頃です。
でもフイルムカメラと違い、まだまだ発展する世界ですので、あまり深追いせずこのままFX7を使っていこうと思います。しょせんデジカメの連続ですし、あとSONYは「7」は自信作ですのでTRV7同様このFX7も良いカメラだと思いますので・・・
FX1も良いカメラですが、花火の撮影にはCCDではなくCMOSじゃないとハレーションがありますのでこちらにしました。でも欲を言えばセンサーが小さくなった分、広角に弱いのでそこだけ何とかしたいですね。
ワイコンつけると画質が劇落ちしますので、使用しない方が良いでしょう。最初はレイノックスだかの他社製品を使用したら色収差がボロボロで純正を入手しましたが、ゴーストに弱く解像度も下がるので、今では画角外しても使用しないことに決めました。やっぱレンズそのものが対応していないと駄目ですね。
2008.11.10追記
後継機のFX1000が発売になり、暗い所に強いのと広角にあこがれ買い替えを考えているうちにいろいろ検討した結果、FX1000ではないが買い替えることにしたので、花火2シーズン実質1年半弱での売却になった。しかし、このカメラは使いこなすのが大変だった…
始めて撮影した時よりも売却直前の方が綺麗に撮影できている。詳細な設定を自分が録画したテープを見ながら徐々にレベルアップしていくと、どんどん良くなるがさすがに今では限界を感じているので丁度良い時期だったかもしれない。しかし、通常の明るいところと軽さ、そして望遠としては非常に良くできたカメラなので残しておいてもよいのだが、さすがにかみさんから言われるし置く場所も減らしたい、資金繰りもあるので売却することになった。
花火での欠点は「ゴースト」「広角に弱い」「テレコンつけると甘くなる」「和火が撮れるとこまでゲインを上げるとノイズが多い(暗いシーンに弱い)」でしょうか?
まあ、2シーズンだけでしたが非常に活躍したカメラでした。 |
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