SONY DSC-R1



 
私の初めて買った、そして最初で最後にしたいデジタルカメラです
一応これでもデジ一じゃなくてあくまでもコンデジです。
購入は中古で安くはないかもしれませんが、オクで純正ストロボと純正ハードケース付きでした。
なぜこれかといいますと、いくつか理由があり

・広角が24mmまである
 なかなかコンデジで24mmというのは無いでしょう、一眼を除けば一番広角まであるカメラだと思います
・レトロフォーカスでない
 ミラーがありませんのでレンズの自由度が高くセンサー直前までレンズがある
 広角側では非常に優位な内容です
 フイルムで言うとSWCやマミヤ7と同じですね
・ウエストレベル的に撮影できる
 ファインダーを覗かなくても上から見て撮影できるのは被撮影者に圧迫感を与えずにすみますので
 これもまた使える機能です。
 まためいいっぱい壁まで下がって撮影できるのも特徴でしょう
・マニュアル撮影できること
 まあこれはあるレベルを超えたコンデジからは当たり前の機能ですが、フイルムカメラの露出計
 代わりに使用するには便利な機能です。と言うかマニュアルじゃないと逆に撮影しにくいのもあります
・一応バルブ撮影で花火の写真が撮れること
 バルブではなくタイム撮影でしたが一応できるので
・レンズ交換できないこと
 ゴミの問題とレンズ沼にはまらないように
・センサーができるだけ大きいこと
 R1はコンデジなのにAPS-Cサイズと巨大である。

とまあ、こんなもんですかね?あくまでもデジタルなのであまりお金をかけたくありませんでしたので一体型にしています。それにしてもこのカメラはカールツァイスレンズを使用していますので、申し訳ありませんが中堅どころくらいまでのデジ一よりも描写力はあると思います。

それにしても、デジタルはいかんですね
さすがにパカパカシャッターが押せるので露出なんて気にせず撮影して、できを見て補正するという手順で緊張感もなく、フイルムなど無いので撮影したという感触もありません。
撮影した結果はほとんどがサーバーのHDDへ保存するだけで見返すことすらしません。
と言うのも見たいと思うような撮影をしていないのもありますけど・・・
フイルムですと整理ついでについついライトボックスをオンして過去のフイルムまで見直してうっとりしてしまいます。ある意味見直す度合いとしては録画したビデオよりも低いような気もしますね。
使用目的がHP掲載用写真やオークション出品用、そして露出計代りですんで仕方のないことでしょう。

2009/11/11追記
いよいよDSC-R1もα550の導入で役目を終えて処分してしまいました。
それでもレンズシャッターやレトロフォーカスではないレンズなどDSC-R1の方が優れている部分はいくつかあるが、センサーの古さだけにはかなわないと感じてきたのが正直なところ。それもこれも花火吉の友人で関係者がいるから情報が入りすぎてしまうのも原因かもしれない。
何にしてもR1は非常に良いカメラで、いまだに中古でもそれなりの値段で売買されているのだから驚く限りである。