Minolta α-7



 
 ステレオ写真を初めたはいいが、既存の機材で始めたので同じレンズがあるカメラとなると645しかなかったのでマミヤ645Pro/TLでスレテオ写真を始めた。初めて見るとなかなか楽しく、素人受けも良いので人に見せると喜んでもらえる。やっていて思うが、1枚では何の感動もない写真がステレオだと「お〜っ」と思えてくる。
 と言う事で、しばらくステレオ写真に凝ろうと思うので、今の645ではさすがに広角が35mmまでしか無いのと、重い2台を持ち運ぶのも苦労だ。かと言ってCanonNewF-1ではワインダー・モードラは売却済みでもう一度モードラを入手して、さらにもう1台そろえてしまうと金額的・重量的にもあまりよろしくない。
 そこで、35mmなら何でもいいから軽くて、レンズはできれば24mmスタートのズームレンズ、自動巻き上げと考えていたらα-7が最適ではないかと思えてきた。考えてみればα550で使用しているレリーズや、もちろんレンズも使用できるのでα550で構築したシステムも利用できるのでα-7でそろえる事にした。
 このα-7は比較的ファインダーの切れが良く、MFでも十分に使用できるのでSTFレンズを使用する時にも活躍できる。そしてミノルタには古いレンズで24-85mmが中古で安く手に入るのもメリットだろう。
 ついでにこのα-7はフイルムの頭にデータナンバーが刻まれるのも非常に良い、1台は「7」もう1台は「9」に設定してある。と言うのもレフトとライトなのだ。そう野球のポジションに合わせてある。1と2ではどっちがLだったかな?となるので、あえて7と9にした。もちろん自動巻き上げはあるし、使えるか分からないがコマ数指定巻き戻しなどもできるのは多重露光に有効ではないかと思う。
 そして何と言っても「軽い!」「安い!」ではないかと思う。重量はレンズ込みで約1kg、値段はレンズと本体2セットで購入時ほぼ5万だった。
 135システムは今後拡張しないと言っていたがステレオ写真と言う形で復活した形になってしまった。

2017/1/3
 フイルムの3Dもほぼ撮影しなくなったので、中野の店舗へトレードで売却。