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デジカメはDSC-R1だけで行こうと頑張ってきたが、どうしても花火を撮影するには長時間露光のノイズリダクションがオフできないので厳しい撮影ばかりだった。そこで仕方なくどんな花火でも全部フイルムで撮影して行くぞと決めたが、さすがに現像代やフイルム代だけでなく現像後のフイルム保管場所にも困った状態で、限界を感じそこそこのデジイチを買わざるを得なくなってきた。
買うなら光の軌跡が切れるキャノンはまず第一にパス、ニコンかSONYが中心となった。ペンタやオリンパスなどもあるが絵としてはニコンが一番信頼できる。しかし吾輩の場合、GPS-CS3KがあるのでRAWデータまで位置情報を書き込めるSONYは非常に便利だ。なおかつ昔から使用したかったSTFレンズや高い評判の70-300mmもあり、なおかつHVR-Z7Jにαのレンズが使用できるのは更に魅力だ…
(ここまで完全にSONYの術中にハマっています)
どうせSONYならファインダー内のライブビューは花火撮影のバルブ時での動きが非常に理想通りの動きをしてくれる。逆にセンサーでのライブビューではミラーが下がったり、ライブビューがいったん終わったり、シャッターボタンを2倍押さないといけなかったりと使えるライブビューが無かったのが事実だ。考えてみるとファインダー内ライブビューはペンタプリズムでは不可能であるので、このクラスが花火で使える使いやすいカメラとなる。本来はライブビューを諦めてα900とか考えたが重くなってしまって意味がないのであえてAPSで良いのでCMOSかつファインダー内ライブビューを待っていたところでこのα550の発売、関係者に聞いたところノイズも少ないとの事なので少しだけ気に入らない所はあるがR1の限界もあり購入に踏み切った。
できれば改善してほしい点として
・ISOを100からにして欲しい
・マニュアル撮影時のエンコーダーは絞りに設定できるようにしてほしい(α380は出来たので残念)
・プレビュー中にシャッターを押してもラグが大きい
だろうか?欲を言えばきりがないが、あとこれくらい改善してもコストは変わらないだろうから、できればファームアップで改善を期待したいところである。
2011/12
デジイチの1台目として長らく使用してきたが、SONYがOVF撤退?の動きであることから、お散歩カメラとして最終モデルになるα580を海外モデルしかないが個人輸入で仕入れて入れ替えを行った。
なかなかAPSカメラとしてはまずまずの仕上がりで良かったと思うが、やはり所詮APSでお散歩カメラの領域を超える事は出来ない感じだった。どうしても本気モードはα900、さらには中判になってしまい、これ1台でと言う気にはなれないのが現実だろう。
長らく楽しませてもらったが、今後はα580に引き継いで引退となった。
9,284枚撮影で売却 |
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