Minolta AF 100mm F2.8 Soft Focus



 
 ミノルタの唯一無二のレンズと言えば、一番に135mmSTFを思い浮かべる。次にAFの効くミラーレンズ500REFだろう、そして最後にこのソフトフォーカスレンズ。
 Canonでも135mmのソフトフォーカスレンズがあるから、本来の唯一無二とまでは言えないがポートレートでは扱いやすい焦点距離となればこちららろう。
 135mmならマミヤの145mmソフトフォーカスがあるので、それを買ってマウントアダプタと言うのも手段だったが、作例を見ると何だかイマイチ綺麗なソフトフォーカスでは無かった。そう言う意味ではこのミノルタのソフトフォーカスは綺麗なソフトフォーカスだったので、やはり手に入れておきたいところだ。
 しかしヤフオクでは高騰するし、お店には出てこないし、出てきても高かったりするのでしばらく静観していた。
 とあるときにレンズ内ゴミ等はノークレームと言うので即決が安いものがあったので、その人の過去の評価からして程度が良さそうだったので落札した。ところが届くとソフトフォーカスリングを動かすと内部のブロックが動くはずのところが動かず、常にソフトフォーカス状態だったので、おかしいなと中を見ると、どうもピンが折れて内部ブロックが動いていないようだ。仕方ないので修理に出すと予想通りの「パーツが無いので修理不能」・・・とほほ
 仕方なく出品者へ連絡して返品をお願いして、理解してもらえたので返品成立。
 返品途中に、今度は一気に4本くらい出品されたのだが、その中でまた1点は機能落札が、相場よりやや安い感じであった。しかも画像を見るとケースまで付いているようだ。QAで質問してブロックがちゃんと動くか?クモリは無いか?(過去に645-35mmで曇っていて返品受け付けてくれなかった)などを聞いて、大丈夫そうだったので、即落札した。
 届いて見ると、なんとまあ極美品じゃないですか!ケース付きなくらいだからしっかりと保管していたのか、曇りも無く外観も綺麗、ケースなどは最近買った新品のようなレベルだった。
 さっそく買っておいた高級プロテクター(ポイントが余っていたので購入してあった)を取り付けて猫などを撮影。う〜ん、いい感じだ〜
 これでかみさん撮っても面白くないので(笑)しばらくは桜でも撮ってみようと思う。
 ソフトフォーカスレンズは、最近ではソフト処理でかけられるし、フィルターと言う手もある。マクロ撮影でのソフトフォーカスとなると、どちらかしか手段は無いが、それでもレンズでやるソフトフォーカスとソフト処理のソフトフォーカスでは味も違うし、逆光など光の強い時はまずレンズでやるソフトフォーカスは再現できないので、やはりレンズでやるに越した事は無いだろう。
 これでαマウントをやめる事ができなくなった感じだ…
 しかしαマウントにはシフトとティルトのレンズが無いのが最大の欠点だろう。これもやってみたいんですけどね〜海外系ではあるけど、高くて焦点距離35mmなので買う気にならない。

2020/10追記
 ヒメボタル撮影用のソフトフォーカスはミノルタが最強なので、翌年購入予定のα7S3用に追加で1本購入。あともう1本買いたいところ。

2021/1追記
 オクで3本目をゲット。
 これでホタルシーズンで使用したい本数はそろったが、実は本体がまだ揃っていない…
 マウントアダプタは既に揃っている。

2022/1追記
 α7Cを勢いで2台買ってしまったので、合わせてホタル用に4本目をオクでゲット。
 出品者はかなり対応が悪かったが、物は良かった。
 これでホタルは全てα7系で撮影することにしてニコンでホタルは卒業することにした。
 結果的にFマウントで使用できるソフトフォーカスはすべて売却し、ミノルタの100ソフトのみで撮れるようになった。
 またα7C+LA-EA5で100ソフトのAFが使えるようになったのも都合が良かった。