WE-506/30奮闘記
(奮闘したわけではありませんが)

1.アームベースの試作
見附精機工業さんのお世話になり、エレベーターのベースを含むアームベースを試作しました。
図面は、オリジナルのA-1506をノギスで測定し、それにEV-506の取説から取付位置を追加し
会社の後輩にお願いして機構CADで図面を書いて発注しました。材質は真鍮が一番安かったので
決めました。また人目につく部分ですので変色に耐えるようクリア塗装を施しました。

2.スタビライザー

既にAS-600Eは販売していないこともありY31さんのお世話になりスタビを購入しました。
最初に届いた時、すぐ着けて音を聞きましたが、まず第一印象は「解像度UP!」これが一番感じました。
そして低域の締まり、音が暴れないと言った感じでしょうか?
まあ、オリジナルは最初に付いて来るナットとの比較ですから・・・

3.アームのオーバーホール
OTKさんのお世話になりオーバーホールして頂けるTさんを紹介して頂き
2本目を入手した時、めちゃめちゃ錆がひどくナイフエッヂも心配だったので
シェルも含め1セットオーバーホールに出しました!
戻って来たらなんとオリジナル以上!これをごらんの皆さんでSAECアームをお持ちの方々は
速効で出しましょう(^O^)
ちなみに期間は今回は2ヶ月でした。現在最初の1本目を出していますが3ヶ月は覚悟しております。
写真は後程公開しますが交換した部品は以下の物で、もう完全に生き返りました! \(^o^)/

インシュレーター関係のゴムは外からみると問題無いようにみえましたが
中の部分でかなりひび割れており、やはりこれはオーバーホールして正解でした!

4.合体!

う〜ん、スタビもアームベースも真鍮ですのでかっちょえ〜です!
スタビは購入から時間がたったのでちょっと変色が始まってしまいました・・・

5.そしてアームを取付





エレベーターががっちりネジ止めされものすごく気分がいいです!
オーバーホールしたアームも元は2本目のかなり錆びていたアームですが、ご覧のとおり
ピカピカで戻って来ました。ナイフエッジカバーのネジが金になっていますが
金メッキだそうです。これがオーバーホールの証しです!

6.ULS-3Xのオーバーホール
ヤフオクなどで見る端子が金の物がありますが、これは古いタイプです。
ロジウムの方が長持ちしますのでこれもオーバーホールに出しました。
仕上がりはご覧のとおりです!


シェルカーソルも傷が無ければ新品のようにピカピカで戻って来ます。
ついでに、古い物でセラミックがかなり色濃い物が有りますが、これが一番いいようです。
こいつをロジウムにした物が史上最強?と言うことになるかもしれませんね!
私はその究極のシェルが1個だけ有るのでMC-L1000を取りつけました。

7.完成
いよいよ本体に取りつけて完成!
砲金のターンテーブルとアームベースの色が揃い世の中には無い(厳密には友人も同じ物になっておりますが)
私だけのアナログプレーヤーの完成です!
ちょっとアームベースのクリア塗装が奇麗過ぎて「つや」が有りすぎた感じもあります(^_^;


8.試聴
さて音ですが、Y31さんさんのスタビ、そして見附精機工業さんのアームベース、
極めつけはTさんのオーバーホールとすべてが揃うと圧巻です!
最初に揃った時とはレベルが1段2段どころではないくらいレベルアップしており
買っただけのSX-111FVL+WE-506/30ではこの音は決して出ないでしょう!(優越感)
カートリッジのレベルで言うと我が家の一番低ランクが一番良かった物を越えるくらいです。
さぁ〜カ○ンさんいつでも襲撃来て下さい!返り討ちして差し上げます!(爆)